会社って、何なの?から会社選びについて考えてみる
「会社って、何なの?」ということを
名著であるマネジメント 基本と原則 [ ピーター・ファーディナンド・ドラッカー ]から学んでみましょう。
「会社って、何なの?」を学んだ過程から
会社選びについて考えてみたいと思います。
「会社って、何なの?」
ドラッカーのマネジメントを
わかりやすくまとめている
ドラッカー図解というサイトを参考にして
学びます。
というページに
・組織は製品・サービスなどを通じて社会に貢献するところ。
・個人は働くことを通じて、自己実現を達成します。
それに対して組織は、社会貢献と自己実現の機会、生活のもととなるお金や社会的地位を個人に与えます。
とまとめられています。
この引用文において
組織⇒会社
個人⇒社会人
と読み替えてみてください。
会社は、製品・サービスなどを通じて社会に貢献するところ。
社会人は、働くことを通じて、自己実現を達成します。
会社は、社会貢献と自己実現の機会、生活のもととなるお金や社会的地位を社会人に与えます。
と読めます。
ならば
「御社の志望動機は、社会貢献をしているからです。」
という発言は、あり得ないことがわかります。
なぜなら、会社はみな社会貢献しているから。
会社って、何なの?から会社選びについて考えてみる
今回の学び
『会社は、製品・サービスなどを通じて社会に貢献するところ。』
から、会社選びに発展させましょう。
試しに、想像してみてください。
Q1
・会社で働く人に対して貢献したいですか?(これをBtoBといいます)
→業績は、お客様となる企業の動向に影響を受けます。
・一般消費者に対して貢献したいですか?(これをBtoCといいます)
→業績は、景気や、お客様となる方々の趣向・生活などに影響を受けます。
Q2
・凄いたくさんの人に対して貢献したいですか?(ちょっと大雑把ですが大企業)
・少ないけど助けを待っている人に対して貢献したいですか?(中小企業)
Q3
・男性?女性? 大人?子供? 国内?海外? 都会?田舎?
・何に困っている人? 何をしたい人?
こうすると、絞りやすいかもしれません。
この3つの質問に答えることで、会社の『顧客から会社選びをする』
ことができます。
次に
「商品やサービス」
を選んでみましょうか?
Q4
・モノで貢献したいですか?(製造業)
・伝え方で貢献したいですか?(広告業)
・育てることで貢献したいですか?(教育)
まだまだ業種ごとに選択肢を出すことはできますが、
『どんな商品やサービス』でQ1~3で抽出した『顧客』に対して貢献したいか?
を考えてみてください。
明確じゃなくてもいいです。ざっくりでも。
やってみるとわかると思うのですが
これらの質問に対する答えって
『自分の経験』からしか出てこないんです。
例えば。
★私は、高校生の時、テレビで偶然見たドラマで
子供の命を助ける部品を開発した「下町ロケット」に感動したので
「子供の健康」に関わる「製造業」で貢献したいと思います。
って、志望動機のスタートで話したら。。。
他の就活生とカブることはないですよね。
実は、
この面接の仕方って、
ドラマ半沢直樹の初回で、主演の堺雅人が実際に行っていますから、
良かったら、見てみてください。
参考になりますよ。
ということで
会社って何なの?
をちゃんと考えるだけで、
アナタだけの光る志望動機はできます。
よかったら、やってみてください。
最後に、ちょっと周りの就活生から一歩先を行ってみましょうか!
時間があれば、最初に紹介したドラッカーのマネジメントを読んで欲しいのですが、
忙しい就活生のために、素晴らしいサイトを紹介しましょう。
これを読みだけでも、
かなり勉強になりますよ。