覚えていてくれて、ありがとう

書いた人:和重吉岡

6年前、1度だけ人材開発ゼミ(現:わかちば。)に来てくれた方が、私を覚えていてくれていて、お声掛けいただいた話です。

 

突然、「相談があるんです」とメッセージが届きました。
大手企業に勤められていて、学生とオウンドメディアを構築されているとのこと。
関西で活動してきて、今度関東に転勤に来ることになり
ぜひ関東の学生にも広めていきたいので、
協力要請がありました。

 

嬉しいですね。

 

 

6年前は、まだ就職氷河期で、参加者も30名を超える場でした。
1度だけの参加でしたが、名前と顔は覚えていて
「素直で真面目な方」という印象があったので
お会いしました。

 

私は、ちょっと早く待ち合わせ場所に到着してしまい
前日に短髪カットで失敗をくらったこともあり
「きっと、私のことわからないだろうから、持ち物で居場所を伝えなくちゃ」とメッセージしようとしていたら

 

『お久しぶりです』
とお声がけいただきました。
見つけてもらえたことに、ちょっと驚きでした(笑)

 

想いと内容を聞き、
学生にとって素晴らしい(大変だけど)学びになると思ったので、
「ぜひ協力させてください」
ということになりました。

 

 

協力要請の話の間に、
これまでのキャリアのことなど
お話を伺い、楽しいひと時を過ごしました。

 

お会いした方と別れ、
八王子へ向かう中央線に揺られながら
「お声がけいただき、ありがたいことだな」
と心が温まりました。

 

 

最近、売り手市場になりキャリア支援をしていても学生が集まらなかったり
支援する社会人も減っていて
「本当に10年間できるだろうか?」
とモチベーションが下がり気味でしたが

 

『社会活動って、人生を豊かにする』
ということを再認識しました。

 

そして
学生が集まらなくとも、活動を続け
『自身の近況の発信を続けること』は、
人生を豊かにする上で、とても価値があることかもしれない。

 

とかく、
社会活動や、発信って
ビジネス目的・売上目的になりがちですが、
『再会』『機会』といった人生を豊かにする行為なのかもしれない。

 

 

売り手市場で、支援のニーズは減っていますが
あと4年。自分との約束の10年をやり遂げよう!
と心の松明に火が灯った。

 

 

来週から、わかちば。2019が始まる。
また、新たな出会いがあるかもしれない。
楽しみだ。

 

 

『覚えてくれていて、ありがとう』
そんなお話しでした。

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